関連イベント
関連雑誌
News Details ニュース詳細
VI Systems､光USBケーブル開発プロジェクトに参加
June 10, 2009, ベルリン--VIシステムズ(VI Systems GmbH)は､Eurostarsの｢オプティカル･リンク｣プロジェクトに参加する｡
同プロジェクトは､最先端のアプリケーションをターゲットに新世代の超広帯域データ通信インタコネクトの開発を目標としている｡USB 4.0とその関連のインタフェース､PCI Expressアップグレードなどのコンピュータリンク､AV信号向けHDMIケーブルなどの短距離データ転送用ソリューションが含まれる｡
VI Systemsは､主に信頼性の高い最先端の超高速シングルモードVCSELおよびフォトダイオードソリューションを開発し､同社の光デバイスをフォトニックICやSiGeベースのBiCMOS ICsと集積し､最終的にアクティブ光ケーブルにアセンブリする｡
VI SystemsとOptical Link提携企業は､高速のマイクロレーザとディテクタを集積フォトニック回路や電子回路と統合することで新しいローコストの光ケーブル技術を開発し､デジタルコンピュータ､周辺機器､家電製品などの超高速データ交換を実現する｡
USBプロモータグループのグループ長､Jeff Ravencraft氏によると､USB3.0はすでに25Gbpsまでの速度をサポートする転送プロトコル(光リンクオプションも含まれる)で設計されている｡課題は､短距離高速ビットレート転送にある｡これは､EthernetAllianceが目標としているもので､同アライアンスは40Gbpsのシリアル伝送サポートを最近発表した｡今回のプロジェクトは､EurostarsProgramが資金を提供しマネージメントも行う｡Eurostarsは､EurekaとEUの共同活動で､2009年7月1日から24ヶ月間継続される｡参加者は､タイコエレクトロニクス(NederlandBV)､LioniX BV, Fraunhofer IZM, IHP GmbH - Innovations for High PerformanceMicroelectronics｡VI Systemsは､ドイツのファブレス企業｡通信､産業､家電向けにオプトエレクトロニクスコンポーネントを開発､製造している｡最近では､20Gbps動作の850nmVCSELを発表している｡
