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ジュニパー､T1600コアルータに100GEインタフェース
June 9, 2009, サニーベイル--ジュニパー(Juniper Networks, Inc)は､業界初の100ギガビットEthernet(GE)ルータインタフェースカードを発表した｡同カードは､T1600に実装される｡
ビデオ､最先端の無線サービス､クラウドコンピューティングなどの新たなトレンドによりネットワークトラフィックの増加が続いている｡コアネットワークでは新たなスケールが必要になっている｡100GEインタフェースは､現在市販されているインタフェースに対して桁違いのアップグレードを実現するものとなる｡
ジュニパーは､世界初のコアルータ100GEインタフェースを発表することで､T1600の長期的投資保護､LTEやビデオなどの大容量サービスからの収益獲得に必要とされるスケーラビリティと柔軟性を確実に提供していこうとしている｡リンクあたりの伝送容量を大幅に増やしたジュニパーの100GEインタフェースカードによって､サービスプロバイダやデータセンタは､ネットワークで必要となるインタフェースカードの数を減らし､トポロジーの簡素化､運用効率の向上を実現し､TCO(totalcost of ownership)低減につなげることができる｡
ベライゾンの光トランスポートネットワークアーキテクチャ&設計担当ディレクタ､Glenn Wellbrock氏によると､ベライゾンは100Gの商用導入の目標を2010年としている｡｢今日まで当社のネットワークで行ったトライアルの焦点は､既存の光伝送システムが100Gをサポートできることの実証にあった｡これまで欠如していたものは､クライアント側の本格的な100Gコアルータインタフェースだ｡ジュニパーがT1600ルータに100GEインタフェースを発表したことでベライゾンのトライアルは勢いづく｡ベライゾンのFiOS､ワイヤレス､IPサービスが伸びているので､100Gはコアネットワークを効率的に拡張し､簡素化するために極めて重要だ｡100GEインタフェースをT1600に実装することでジュニパーは､既存資産を利用してコアを最大限の運用効率で拡張する機能を提供しようとしている｣とWellbrock氏はコメントしている｡
