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ポラティス、ベンチャキャピタルから800万ドル調達

June 3, 2009, Andover--ポラティス(Polatis, Inc)は、ベンチャキャピタルから800万ドルを調達した。
 今回の融資は、既存投資会社、3i Venturesなど7社が応じたもの。この融資とともに、ポラティスの新社長/CEO、Gerald Wesel氏、シニアアドバイザのDr. Niel Ransomが取締役会に加わった。
Wesel氏によると、ポラティスが提供しているようなオールオプティカル製品の需要が高まっている。「今回の融資により、当社は世界的にチャネルパートナーを拡張して既存製品の需要を掘り起こしていく。また、優れたパフォーマンスと信頼性を維持しながら最高の構成にスケールアップする開発も加速させる」と同氏はコメントしている。
 エンタプライズ分野やテレコムアクセスネットワークの多くの領域で、銅線から光ファイバネットワークへのシフトが進んでおり、パフォーマンス向上と簡素化、コストと環境効率を求めてオールオプティカルスイッチング技術の導入が進むものと期待されている。ポラティスのオールオプティカル製品は、ファイバネットワークのトランスポートレイヤーで動作し、大量のデータトラフィックを正確に、自動的にスイッチングするインテリジェント基盤を提供するものとなる。ポラティスは、業界最高のパフォーマンス、最小ロスのオール光スイッチを開発、製造しており、製品はテレコム、データセンタ、政府&防衛、測定市場向けに最大のスケーラビリティを持っている。
 今後のネットワークのトレンドについてヤンキーグループ(Yankee Group)のVP、Jennifer Pigg氏は、「現在、またこれまでの最も活発で最速成長のテレコム装置市場は、光伝送装置だった。この市場は、業界がクラウド(Cloud)に向かうことで見通しが立たなくなってきている。理由はどうであれ、サービスプロバイダはSONET/SDHの死が近いと感じ始めており、モバイルネットワークトラフィックを含む統合されたクワッドプレイネットワークのニーズを満足する次世代インフラの検討、それへの投資を始める時期にきている、と感じ始めている。ヤンキーグループの調査では、このクワドプレイネットワークは、2012年にかけて年平均140%という驚異的なペースで成長する」と分析している。
 ポラティスの取締役会に加わったDr. Niel Rasomは、通信市場のベテラン。これまでベル研、ベルサウス(Bell South)で技術、アーキテクチャの戦略的役職をこなし、最近ではアルカテルのCTOを務めた。

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