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Cyrium、マルチジャンクション太陽電池で変換効率40%

May 26, 2009, オタワ--サイリアム(Cyrium Technologies Inc)は、同社が製造したマルチジャンクション太陽電池が市販品の中で最高のパフォーマンスを実現したと発表した。
 同社が製造したのは集中型太陽電池。第1世代の太陽電池は変換効率が40%以上で集光率は200から1000suns以上でほぼ安定している。このパフォーマンスは、CPV業界で利用される太陽電池の新たな基準になると同社では見ている。CPV業界は、レンズやミラーを使用して太陽エネルギーを500〜1000倍に集光し、比較的狭い面積の太陽電池でMWの電力を生み出す。
 CyriumのCTO/創始者、Dr. Simon Fafardは、同社のアプローチの際だった特徴を「複雑さやコストが増えないようにマルチジャンクションセルを最適設計している点だ」と言う。同氏によると、この優れた効率の太陽電池は、量子ドット技術を用いて半導体材料の内部構造を変え、従来のマルチジャンクションあるいは他の製造技術に対して効率を改善している。
 同社は、次の第2世代の製品では、1年以内に効率43%、2年以内に予定されている第3世代の製品では45%の変換効率を目標にしている。

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