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Volcano、EuroPCR会議で子会社Axsunの超小型ECLを紹介
May 25, 2009, サンディエゴ--冠状動脈や末梢動脈の診断機器を製造・販売しているボルケイノ(Volcano Corporation)は、スペインのバルセロナで開催されたEuroPCR会議、OCT分科会で同社の技術を紹介した。
ボルケイノの完全子会社Axsunは、真に革命的と言える新しい部類の超小型外部共振器レーザ(ECL)を開発。同ECLは、冠状動脈内用の最高パフォーマンスOCTや他の医療イメージングセグメントを強力にサポートするものと期待されている。このECLは、現在市販されているハイパフォーマンス医療用イメージングレーザと比べると数桁小型化されており、高い耐久性を実現している。Axsunの超小型レーザは、ラップトップのキーボードの1個のキーよりも小さく、極めてハイパフォーマンスで、衝撃や振動の影響をほとんど受けないパッケージに収められていて高信頼である点が特徴。このため、多くの医療分野にOCTイメージングを幅広く普及させていくための1つの光エンジンとなる。
ボルケイノは自社の将来のOCTシステムを強化していくだけでなく、すでに公表しているようにAxsun(Axsun Technologies)を通じて最先端のOCTイメージングシステム用にLightLabにこの新しい光源を供給する。LightLabへの光源供給に関連してボルケイノ社長/CEO、Scott Huennekens氏はコメントを発表している。
「今日まで、OCTで使われるレーザが高価であり、大きく、耐久性がなかったために、市場拡大が阻まれてきた。新しいAxsunのレーザが最先端のOCTシステムに貢献すると、ボルケイノは業界に真のブレイクスルーを実現できることになる。これは10年の開発努力、1億5000万ドルを超える投資の結果得られたブレイクスルーである。当社は、この市場の拡大を後押しし、この重要な新しい医療イメージング分野で技術的リーダーとなる。LightLabがAxsunのレーザを同社のシステムに搭載する決定を下したことは、この技術の潜在力をサポートするものと考えている。」