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モトローラ、新しいパッシブ光LANソリューションを発表
May 21, 2009, ラスベガス--モトローラ(Motorola, Inc)は、パッシブ光LAN(POL)ソリューションを販売する。モトローラによると、POLは従来のLANのコストと複雑さを革命的に変革するような設計となっている。
POLは、オールファイバのエンタプライズLANソリューションで、エンタプライズの固定Ethernetベースの機器/システムをWANに接続する。また、モトローラとSAIC(Science Applications International Corporation)は、SAICがモトローラのPOLソリューションを世界のエンタプライズ市場に販売する契約を発表した。
POLはハイパフォーマンス、高信頼、安全なIP、音声、ビデオネットワークを実現し、エンタプライズのIT担当者の関心事の多くに対処できると、されている。モトローラの実績あるGPON技術をベースにしたPOLは、キャンパスの分配スイッチ、高価なワークグループスイッチを排することで、従来のエンタプライズネットワークと比べると大幅なCAPEX、OPEX削減を実現する。スイッチをなくすことで、電力、クーリング、エネルギーやスペースコストは急速に下がる。また、POL導入により、ネットワークが劇的に簡素化されるため、ITリソースの負担軽減ともなる。アクティブコンポーネント全般の数を減らし、導入、管理、維持がしやすいアーキテクチャを実現できる。
モトローラのアクセスネットワークソリューションのマーケティング担当、VP、Kevin Keefe氏は、「エンタプライズユーザのネットワーク高度化に対する要求は数年前とは違うレベルにある」と捉えている。同氏によると、セキュアで高信頼のIPボイス/データに対する期待だけではなく、経済的で簡素化されたネットワークソリューションが求められている。
POLは、モトローラのワイヤレスエンタプライズ、WLAN、ブロードバンド、VoWLAN(Voice over WLAN)製品で構成されるモバイルネットワークソリューションを強化するものと位置づけられている。アクセスポイント、コントローラ、ビジネスシステム間のトラフィックをネットワーキングすることで、モトローラは、高信頼でギャップフリーセキュリティ、最高のROIと最小のTCOに加えて、モビリティとスループットの改善をエンタプライズに提供する。