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Smiths Detection､ハンドヘルド不審物特定ツールを世界で販売開始
April 27, 2009, ダンベリ--スミスス･ディテクション(Smiths Detection)は､前年5月に米国での販売成功を受けて､HazMatID Rangerの世界販売を発表した｡
このハンドヘルド化学物質識別器は発売後ただちに業界で評判になり､HazMatID製品ラインの計測範囲と機能が拡張されて､世界中の軍や公的機関に採用された｡
Smiths Detectionのグローバル軍/緊急対応プレジデント､Mal Maginnis氏は｢当社は､顧客が直面している多くの課題に応えるために､この実績のある技術の小型､軽量化､多目的化､集積化を継続的に進めていく｡HazMatID Rangerを世界で発売したことで､増大するCBRNE(chemical, biological, radiological, nuclear, and high-yield explosives:化学･生物･放射線･核･強化高性能爆薬兵器)脅威に対して保護･防衛の特殊ソリューションを提供できる企業としての当社のポジションが強化される｣と話している｡
可搬性を必要とする様々なフィールドアプリケーション向けに特別にデザインされたシステムの特徴は､柔軟性の高い片手操作にある｡また､PDAコンピュータを切り離してブルートゥース接続を利用することで2つのレスポンダをタンデムに利用することもできる｡検出結果は外部のラップトップに転送して他の装置による結果と統合することが可能｡｢システム統合により､ユーザは様々な技術を組み合わせることで､どのような事態に関わるものであっても､危険､時間､損失を減らすことができる｣とMaginnis氏は語っている｡
現在､Rangerは､白粉､WMDs､爆薬､通常および毒性のある産業用途化学物質など32000の未知の固体もしくは液体を判別できる｡
