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DALSA､太陽電池検査市場に参入
April 23, 2009, Waterloo--マシーンビジョン技術の大手､ダルサ(DALSA Corporation)は､太陽電池検査市場に参入する｡
フラットパネルディスプレイ業界で利用されている､エリアスキャン､ラインスキャン､組込処理の効率と専門技術が今度は太陽電池検査に利用されることになり､太陽電池業界に高品質でコスト効率の良い検査が実現することになる｡
｢太陽電池検査市場は､高品質､大容量生産を必要としており､これはDALSAの競争優位性を示せるところだ｣と同社のマーケティング/販売担当VP､Philip Colet氏は話している｡太陽電池メーカーは､マシーンビジョンを3つの目的で使用する｡製品検査､判別とトラッキング､製品アセンブリ｡DALSAのカメラとハードウエアは品質検査の最初のパートで使用され､パタンやエッジ､コーティング､マイクロクラックの検査を行う｡DALSAの画像認識と処理技術の精度は､製造プロセスの重要な段階で欠陥を迅速､正確に検出することに貢献する｡
太陽電池メーカーは､一般の電力網で供給される電力コストまでコストを落とす必要がある｡アナリストの予測では､モジュールコストの下落が続くことで､2011年にはそれが実現すると言う｡Lux Researchのアナリスト､Ted Sullivan氏は｢コストが下がるにつれて､市場は益々大きくなっていく｣とコメントしている｡
DALSAは､同社製品の優位性として､高精度､高速､高分解能､100%のライン検査対応を挙げている｡
