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ロフィン、出力1kWのQスイッチ固体レーザ
April 22, 2009, ハンブルク--ロフィン(ROFIN-SINAR Laser GmbH)は、高出力DQシリーズにDQ010を追加した。
平均出力1000WのDQ010は、ビームスイッチまたはパワースプリッタモジュールを統合しており、1つのビームソースを複数の製品ラインで使用することができる。このため、投資コストを削減しながら、ビームソースの効率向上によりランニングコストも抑制することができる。平均出力が高いので、材料の選択除去には効率の良いツールとなる。ソーラパネルアブレーション、モールドクリーニング、コーティング除去、フラットスクリーンの表面処理には理想的。
DQシリーズレーザは、600μmまたは800μmのファイバ結合が可能。円形ファイバに比べると、方形ファイバはパルスあたりの加工面積が大きいので最高の効率が得られる。スキャナコントロールを組み込むと、アブレーションレートは、多様なアプリケーションで100cm2/sまでが可能。
DQレーザはいずれも、パルスエネルギーを一定に保ち、また長期的安定性制御のために光アッテネータを備えている。この特徴により、パルスエネルギーを一定に保ち、アプリケーションプロセスを最適化している。多層コーティング表面の選択的アブレーションのようなアプリケーションでは、最高の結果が得られる。安定したパフォーマンスと再現性により、このレーザは24/7生産運用に適したものとなっている。
新しいDQ010は、6月15-18日にミュンヒェンLASERフェアで紹介される。