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IgnisASA､Syntune ABを買収
April 20, 2009, オスロ--イグニス(Ignis ASA)の役員会は､スウェーデンのチューナブルレーザメーカー､シンチューン(Syntune AB)の買収に合意した｡
この買収はイグニスの製品範囲をアクティブコンポーネントへと広げ､既存のパッシブコンポーネント製品ポートフォリオと合わせて､ネットワークオペレータに提供できる光製品の幅を拡大することになる｡
イグニスは､機関投資家､InnovationsKapital､Vision Capitalおよびシンチューンの創設者にSyntune ABの株式100%の対価として805万株を発行する｡
シンチューンは､買収前､保有現金約2500万スウェーデンクローネ(SEK)､有利子負債約4180万SEKとなっている｡加えて同社は新たな融資230万ユーロを獲得しており､2010年中の損益分岐点まで活動できるだけの現金を保有している｡同社は､2007年に第1世代の製品の認定を完了｡2007年末に売上が出始め､2008年の製品売上額は1800万SEK､2009年に向けては高い成長率を予想している｡
イグニスは､シンチューンを100%子会社とし､チューナブルレーザという重要分野で基盤技術を強化し､加えて光業界における最高の技術者を獲得できることになる｡光業界ではチューナビリティは最重要要素の1つとなりつつある｡波長設定の即応性がコスト削減､光ネットワークオペレータの柔軟性向上につながるとする見方が背景にある｡
イグニスは､4月早期にシンチューン買収を行うことについての同意書に署名｡イグニスの役員会の同意を得ると､Ignis ASA総会の承認を待つのみとなる｡
