関連イベント
関連雑誌
News Details ニュース詳細
WACSコンソーシアムとAlcatel-Lucent､海底ケーブル契約
April 10, 2009, パリ--WACSコンソーシアムとアルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は､アフリカ南部と欧州を直結する､数億ドル規模の新規海底ケーブルネットワーク敷設ターンキー契約を締結した｡
同海底ケーブルはthe West Africa Cable System(WACS)と命名され､14000kmの海底ネットワークシステム｡WACSは､アフリカ大陸との間でインターネットやその他の通信機能を強化する｡
コンソーシアムに参加しているのは､アンゴラテレコム､ブロードバンド･インフラコ(Broadband Infraco)､ケーブル&ワイヤレス､MTN､ポルトガル･テレコム､Sotelco､Tata Communications､テレコム･ナンビア､Telkom SA､Togo Telecom､Vodacom｡
WACSにより､新しいIPベースのサービス､e-エデュケーションやヘルスケアなどのビデオアプリケーションをサポートする高速アクセスがスタートすることになる｡同ケーブルルート沿いに高まる容量ニーズに応えて､WACSはデジタルデバイドを解消し､新しいシステムによって陸揚げ局となる国々には､容量増､ブロードバンドアクセスのコスト低下がもたらされる｡商用サービスは2011年に予定されており､この新規海底ケーブルシステムはルートの多様化､帯域の安定供給を実現し､ナンビア､コンゴ民主共和国､トーゴ､コンゴ共和国を結ぶ初のグローバル海底ケーブルとなる｡
契約にしたがい､Alcatel-Lucentは南アフリカとポルトガル間のルートを建設する｡WACSの設計上の最小容量は3.84Tbit/sで､南アフリカとUKを接続し､陸揚げ局はナンビア､アンゴラ､コンゴ民主共和国､コンゴ共和国､カメルーン､ナイジェリア､トーゴ､ガーナ､コートディボワール､ケープ･ベルデ､カナリア諸島､ポルトガルに設置される｡
