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不況に見舞われた化合物半導体業界
April 8, 2009, ボストン--ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics) のGaAsおよび化合物半導体技術サービスは、化合物半導体業界分析を発表した。
同レポートは、マイクロエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス、材料/装置市場をカバーしている。2008年第4四半期の業績分析によると、最終市場からの需要が急停止したためにQ4の販売額急落し、業界は大きな打撃を被った。オプトエレクトロニクス製品、材料、装置を提供している企業の財務状況は、RF市場と同様、売上は前期に続いて落ち込み、2008年最終四半期で採算割れとなった。
「業界の四半期の売上高は前期に続いて平均15%落ち込んだ。個々の企業では、売上の落ち込みは10%から30%のレンジにある」と同社のAsifAnwar氏は指摘している。「採算性も打撃を受けており、過去12〜18ヶ月のM&A関連費用のために純益を生み出すことができなくなっているケースもある。」
Anwar氏は、2009年第1四半期も引き続き売上は落ち込むと見ている。ストラテジ・アナリティクスは、「回復が見えてくるのは第2四半期」と考えており、「現状の指標から判断すると、2009年下期から2010年にかけて成長の兆しが見えてくる」と分析している。