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Columbus、ノキア・シーメンスの40Gソリューションを導入
April 3, 2009, ダラス--Columbus Networksは、ノキア・シーメンス(Nokia Siemens Networks)の40Gbpsソリューションでネットワークのアップグレードを行う。これは地域のデータトラフィック増、キャリア顧客からの急な容量増要求に応えることが目的。
アップグレードでは、Columbusのフロリダトランスポートネットワークの容量を増やす。フロリダのトランスポートネットワークは、国際海底ケーブルARCOS-1とCFXに接続するUSバックボーン。Columbusは、すでに容量を200Gbps以上とし、IPサービスを提供している。最新技術は、将来に向けた顧客の要求に応えることが目的。
ノキア・シーメンス(NSN)は、ターンキーソリューションを提供するが、その基盤となるのはhiT 7300 DWDMプラットフォーム。同プラットフォームは、リージョナルからLHアプリケーションに対応しており、ROADM技術をサポート。これによりColumbusは、キャリア顧客が求める高いデータトラフィック量を安全かつ経済的に処理できる、スケーラビリティの高い伝送バックボーンを構築できる。また、ROADMは80chをサポートするマルチデグリーフォトニッククロスコネクト(PXC)となっており、ColumbusNetworksはこのデータトラフィックを光レイヤーで最適のルートを通るように遠隔操作でき、変化するデータトラフィック要求に迅速かつ柔軟に応えることができる。
ColumbusのCTO、Peter Collins氏によると、NSNのhiT 7300を用いた40GbpsソリューションでColumbusのネットワークは顧客ニーズに応えてよりよいサービスを提供できるようになった。hiT 7300は、将来的には80×40Gまで拡張可能。Columbusが導入したのは、NSNが最近発表した最新のhiT 7300バージョン、Version 4.25。同バージョンに関しては、Columbus Networksが世界初の導入となる。