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Thorlabs､コンポーネントメーカーCovegaを買収
March 27, 2009, ニュートン--ソーラボ(Thorlabs)は､InPおよびリチウムナイオベート(LN)技術を持つコベガ(Covega)を買収した｡
コベガは､以前は通信､データコム､CATV業界にフォーカスしていたが､現在は同社の売上の1/3以上が防衛､医療､産業､センシング､T&M､計測業界からとなっている｡
コベガは､ゲインチップ､SOA､InP製品を得意としている｡同社のSingle Angle Facet(SAF)ゲインチップソリューションは､ハイパワーInPアクティブ導波路利得エレメントとして用いられ､用途は外部キャビティ､チューナブルレーザがある｡これらのアプリケーションでは､SAFにより､広帯域､ハイパワー､安定動作が実現されている｡コベガのSOA製品ラインは､高い飽和出力と高い利得､低雑音を特徴としており､通信システム､計測器､フォトニクスセンサ､科学的用途､光ジャイロなどに適している｡InP製品は､1050-1850nmのスペクトラルレンジで､通信､医療計測､センサ用途向けに設計されている｡コベガのLN技術は､Telcordiaの長期信頼性基準準拠となっている｡
コベガは､材料､デバイス設計､ウエハ成長と製造､プロセス､最先端のE/Oデバイスパッケージング､製造およびシステムエンジニアリングなど幅広い知識を持っている｡マネージメントチームのメンバーは､これまでにルーセント･テクノロジー､ノーテル･ネットワークス､ニューポート､米国海軍研究所､モトローラ､ハネウエル､ボッシュテレコム､オブテレコムなどで経験を積んだ業界のベテラン技術者｡
