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エムコア、フルバンドチューナブルXFP
March 26, 2009, アルバカーク--エムコア(EMCORE Corporation)は、フルバンドチューナブルXFPの新しい製品ライン発表を予定している。
同社のチューナブルXFP(TXFP)製品ラインは、固定波長DWDM XFPとともにハイパフォーマンスチューナブル300pin MSAトランスポンダの置き換えとなる。10G DWDMモジュールの市場規模は2012年には約5億ドルに達すると見られており、インタフェースのかなりの部分が同期間でTXFPに置き換わっていくと予測されている(Ovum-RHK)。
市場で実績のあるECL技術を用いたエムコアのTXFPは、50GHz ITUグリッドで90ch以上のチューナビリティ、優れた光パフォーマンスを実現している。TXFPは、既存のXFPデザインに適合するように低消費電力設計となっており、現行の300pin設計仕様に適合する高い光パフォーマンスも実現している。
エムコアの光事業部長、エグゼクティブVP、Stephen Krasulick氏は、現行の固定波長XFP顧客がTXFPに流れてくると見ている。また、同氏は「チューナブルオプティクスによる柔軟性から、直接的なコスト削減が実現する。チューナブル300pinモジュールの顧客にとっては、プラガブルオプティクスに移行することで柔軟性も高密度化も高まる。このハイパフォーマンスTXFPの市場投入は、DWDMネットワーキング市場の流れを変えるものであり、CAPEX、OPEXの大幅な削減、ラインカード密度の向上という点で大きな前進を実現するものだ」とコメントしている。