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ポラティス、超低損失80×80光スイッチを発表
March 26, 2009, Andover/Cambridge--ポラティス(Polatis, Inc)は、新しい新シリーズ2000オールオプティカルスイッチの販売を開始した。
ポラティスの製品は、通信ネットワークのトランスポート層で動作し、膨大なデータ量を高精度、自動スイッチングするインテリジェント基盤を実現する。新しいシリーズ2000製品は、実績のあるポラティス製品の同じ超低損失、最高パフォーマンスのスイッチング特性を拡張し、今日の拡大するグローバルネットワークの要求に応えたものとなっている。
シリーズ2000光スイッチは、完全ノンブロッキング・オールオプティカル80×80マトリクススイッチ。最高パフォーマンスと高信頼を求める、最も要求の厳しいアプリケーションに適合できるように設計されており、低損失、コンパクトサイズ、低消費電力、高速スイッチングが特徴。製品は、コンパクトな3Uサイズで、データトラフィックのスイッチング速度は17ms以下、挿入損失(代表値)は1dB以下。また、同製品は、ネットワークノードで、エクスプレストラフィックが電気変換されて不要な電力を消費することを避けることで、光ネットワークのカーボンフットプリントを大幅に削減し、環境フレンドリーな光スイッチとなっている。
シリーズ2000 80×80スイッチは、ポラティスのパテントとなっている、実績のある高精度ピエゾエレクトリックDirectLightビームステアリング技術を使用している。ポラティスの全スイッチプラットフォームのコア技術、DirectLightは光ビームをダイナミックかつ高精度に操作し、低損失とハイパフォーマンスを実現している。同技術を使用することで、光をファイバに入れることなくスイッチングすることができ、オペレータは現用およびダークファイバでディザスタリカバリ、プロテクションスイッチング、ネットワークモニタリング用にパスの事前設定を行うことができる。DirectLightにより、ポラティスのシリーズ2000は、真のトランスペアレンシーを提供することができ、PON、FTTHや他のトランスミッションシステムで用いる双方向およびトランジェント信号のスイッチングができる。
ポラティスによると、シリーズ2000は、スタックすることで、パフォーマンスと信頼性を維持しながらスイッチファブリックを数千ポートに拡張することが可能となっている。仮想ファブリックへの新たなスイッチ追加は、既存のスイッチ、接続に影響を与えない。またポラティスの分散型バーチャルスイッチアーキテクチャは、レジリアンシー(障害対応機能)を高め、パスの大規模化にともなう初期投資コストを抑制するものとなっている。ポラティスのMulti-Switch Controllerは、バーチャルアーキテクチャにおける複数のスイッチを制御するための単一のマネージメントインタフェースを提供している。