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エムコア、アクティブ光ケーブルの特許取得
March 24, 2009, アルバカーク--エムコア(EMCORE Corporation)は、同社のアクティブ光ケーブル(Active Optical Cable)技術の特許を取得したと発表した。
この新しいパテント(US Patent No.7,494,287 B2)は、すべての光アクティブケーブルアプリケーションを広くカバーし、情報システム間のデータ通信リンクに関わるプラットフォーム、今後の市場セグメントにとって基本となるものである、とエムコアは主張している。
今日の高速データ通信ネットワークでは、コンピュータクラスタ、大量データストレージ機器やルータなどの情報システム装置間のデータ転送に光ケーブルが利用されている。一般的なシステムは電気のホストアダプタを介して通信するが、光ケーブルを取り付けたE/Oトランシーバと接続すると広帯域、低遅延、軽量、エアフローが改善されたデータネットワークが実現する。
IGIの「アクティブ光ケーブル市場2009」調査によると、2009年から2013年までの累積販売額は85億ドルに達する。これは、5年間の累積ケーブル長が10億4000万mとなることを意味する。
エムコアは、IBMが世界初のペタフロップスーパコンピュータに使用する55マイルの光アクティブケーブルをサポートするとすでに発表している。同社光製品事業部長、エグゼクティブVP、Stephen Krasulickは次世代の40Gを超えるアプリケーションについて「アクティブ光ケーブルが銅線ケーブルに取って代わり、主要な接続ソリューションとなる」と語っている。
エムコアは、高速20Gb/s動作のハイパフォーマンスInfiniBandインタコネクト向けにエムコアコネクトケーブル(ECC)製品を量産販売しており、次世代の40Gb/sケーブルは主要なOEMにサンプル出荷している。