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GPONシェア争い激化

March 18, 2009, キャンベル--Infonetics Researchは、「PONとFTTH装置および加入者」調査レポートを発表した。
 その中で同社のブロードバンド/ビデオ担当ディレクティング・アナリスト、Jeff Heynen氏は「2008年第4四半期、PONベンダの勢力争いが面白くなってきた」とコメントしている。「アルカテル・ルーセント、モトローラ、テラブスの各社が、売上ベースでそれぞれ世界市場の10%を確保し、三菱電機とファイバホーム(Fiberhome)を追撃している。急成長するGPONセグメントでは、首位のアルカテル・ルーセントをモトローラが追い上げ、モトローラは4Q08にGPONの売上シェアを5ポイント伸ばした。一方、EPONセグメントは、三菱と日立が優位を占めてきたが、住友、ファイバホーム、ダサン(DasanNetworks)が上昇してきた」(Jeff Heynen氏)。
レポートのハイライト
・前年比で、世界のPON OLTとONTメーカーの売上(BPON、EPON、GPON、WDM-PON)は38%成長、高成長のGPONとEPONセグメントが市場を牽引。
・世界のPONメーカーの売上は、3Q08に24%増を記録した後、4Q08は安定成長で、5億6400万ドルだった。
・4Q08は全般的に支出横ばいだったため、米国外のGPONネットワーク構築に一服感が出たが、EPONベースのFTTH/FTTB導入は、日本、韓国、中国で引き続き伸びた。
・PONメーカーの売上は、2008-2013年の年平均成長率(CAGR)23%で急成長すると予測されている。これは、銅線からファイバベースブロードバンドアクセスへの移行が、世界中で進行するため。
・PONとEthernet FTTH装置市場は、引き続き世界で最も活発な市場の1つ。これは、世界中のオペレータは、銅線ベースのアクセス回線のロス抑制、運用コストを削減するために、またIPTV、オンラインゲーム、フェムトセルなど、料金の高いブロードバンドを通じて売上を伸ばすためにユーザ宅近くまでのファイバ敷設を優先している。
・現在の経済環境はFTTH装置に対する投資にほとんど影響を及ぼさない。FTTH導入に取り組んでいるオペレータは、FTTH投資を最優先の戦略としている。

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