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ブックハム､600mWポンプをMini-DILで実現
March 16, 2009, サンノゼ--ブックハム(Bookham, Inc)は､ネットワークアンプ用に冷却タイプ小型モジュールでは業界初のMini-DILレーザモジュールを発表した｡
この新しいモジュールの出力は600mWを上回り､市場で最も強力な波長ロックのシングルモードMini-DILレーザとなる｡
同モジュールは､14-pinバタフライポンプの全てのパフォーマンスと機能を80%小さなパッケージで実現しながら､消費電力を10%削減している｡このブレイクスルーによってアンプの設計者は､低雑音のEDFA､DWDMアンプ､アンプモジュール､CATVアンプのサイズを縮小することができる｡600mW Mini-DILモジュールは､システムのエネルギー消費全体を下げようとしている通信装置ベンダにとっても重要なコンポーネントとなる｡また､設備コストや環境圧力が高まる中で､ランニングコスト削減にも貢献する｡
製品マネージメント部長､MarkIves氏は｢このブレイクスルー技術が､ポンプレーザ市場で当社の技術的､製品的優位性を高めるものと考えている｣と語り､このMini-DILと14-pinバタフライを比較して｢この製品と競合する同等のポンプモジュールは14-pinバタフライパッケージであるが､競合技術はこのハイパワーモジュールのサイズと比べると5倍大きい｡この点だけでも､この新製品はブックハムにとってもアンプ市場にとっても画期的な製品である｣と語っている｡
｢モジュールサイズが劇的に縮小されたことで､通信装置ベンダはアンプやラインカードに占めるスペースを節約することができ､それらを収容する設備のサイズ縮小､ランニングコストの削減が実現可能となる｡この開発によって得られるエネルギーとコストの削減可能性は劇的であると言える｡｣
モジュールは､-20〜+75℃までの広い動作温度範囲を持っており､Telcordia､RoHS準拠､ブックハムの他の通信用ポンプレーザと同様にスケーラブルであり､同様のアライメント技術をベースにしている｡同様の技術は､750mW超ハイパワーシングルモードポンプレーザモジュール､OceanBright海底用ポンプレーザモジュールにも用いられている｡この600mWMini-DILポンプレーザモジュールには､Bookham G08チップが搭載されており､G08チップはトータルで3億フィールド時間を達成している｡
600mW Mini-DILポンプモジュールは､サンプル出荷可能となっており､2009年第1四半期末には完全クオリフィケーションが終わる予定｡
