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アンリツ、40Gbit/s光位相変調方式対応アナライザを開発・販売開始
March 16, 2009, 厚木--アンリツは、40Gbit/s帯基幹ネットワークの最新技術として注目されている光位相変調方式に対応したMX180000A-001 Pre-Code/ MX180000A-002 De-Codeを開発し、シグナルクオリティアナライザMP1800Aシリーズの機能を強化した。
MX180000A-001/002は、40Gbit/s帯基幹ネットワークの光位相変調方式であるDQPSK/DPSK/ODBに対応したソフトウェア。25G 2ch MUX/DEMUX構成のMP1800Aに搭載することにより、DQPSKに対応した光変調器、トランスポンダーの評価が行える。また、40Gbit MUX/DEMUX構成のMP1800Aシリーズにすることにより、DPSK/ODB対応光変調器、トランスポンダーの評価が行える。
評価に必要な試験信号を自動で生成でき、変調パターンの編集やプログラミングなど煩雑な作業が不要。光変調器、トランスポンダーの評価に要する時間を短縮できる。
ブロードバンドインターネットサービスの拡大に伴い、ネットワーク上を流れる情報量は飛躍的に増大している。基幹ネットワークでは10Gbit/s帯から40Gbit/s帯への移行が始まっている。
光通信システムは電気信号を光信号に変調して伝送する仕組みになっているが、現在の変調方式では長距離伝送した場合、信号品質が劣化することが課題となっていた。このため、長距離伝送に優れた光位相変調方式であるDQPSK/DPSK/ODBを取り入れた光変調器、トランスポンダーの研究開発が活発化している。
アンリツは、シグナルクオリティアナライザMP1800Aシリーズの機能を強化し、新たに、DQPSK/DPSK/ODBに対応した光変調器、トランスポンダーの評価を可能とした。