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OLED照明市場、2018年には60億ドル規模
March 13, 2009, オースチン--OLED照明市場は2011年に立ち上がる。ディスプレイサーチ(DisplaySearch)調査「2009年以降のOLED照明:明るい未来」の予測によると、OLED照明売上高は2012/2013年にはPMOLEDディスプレイを追い抜き、2018年には60億ドルに達する。
「OLED照明独自の特徴がデザイナーの想像力をかき立てる。OLED照明デバイスは表面から光を出し、柔軟で巻くことができ、窓のように透明にでき、鏡のように反射させることもできる。OLED照明は薄く、丈夫で、軽く、それにスイッチを入れて点灯するまでの時間が速い。動作温度範囲が広く、ノイズがなく、環境に優しい。OLED照明のエネルギー効率は、最近、著しく向上した」とディスプレイサーチのディスプレイ技術担当ディレクタ、Jennifer Colegrove(PhD)氏はコメントしている。
「何億ドルもの資金がOLED照明には投じられてきた、特にヨーロッパ、米国、日本で。OLEDディスプレイは10年ほど前から量産になっているが、OLED照明はサンプル出荷で少量生産が始まったばかりだ。これは、OLEDディスプレイとOLED照明とでは、直面する課題が異なっているからだ」とDr. Colegroveは分析している。
売上高、市場規模は2018年まで予測されている。市場としては、自動車、ディスプレイバックライト、装飾/一般照明、ヘルスケア/産業、表示灯/広告などが含まれる。