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フアウエイ・マリーン、チュニジア-イタリア間海底ケーブル受注
March 9, 2009, チュニス--フアウエイ・マリーン(Huawei Marine Networks Co., Ltd)は、チュニジアのTunisie Telecomとターンキー契約を締結し、チュニジアとイタリアを結ぶ海底ケーブルシステムプロジェクト「HANNIBALシステム」を建設する。
HANNIBALシステムは、約170kmで、地中海を横断してケリビア(Kelibia)、チュニジア(Tunisia)、マザラ(Mazara)、イタリアを結ぶ。最大伝送容量は3.2Tbps。2009年末に完成予定。ファイバペアあたり10Gbps×80波であるが、将来の国際通信需要の伸びには40Gbpsにアップグレードして対応する。
フアウエイ・マリーンネットワークスのCEO、Ian Douglas氏は、「フアウエイ・マリーンは大容量、高信頼の海底ケーブルシステムを提供できるだけでなく、顧客にとって最も有利なソリューションを提供できる」と語っている。
Tunisie Telecomは、チュニジア最大の国営統合通信事業者。近年、同社はモバイル、固定通信、インターネットサービスからビジネスデータやインテリジェントネットワークに事業を拡大している。この新しい海底ケーブルシステムが完成すると、同社の国際的カバレッジが容易になり、チュニジア国際通信トラフィックの冗長パスが実現する。
フアウエイ・マリーンは、中国の大手システムベンダ、フアウエイテクノロジーズ(Huawei Technologies Co., Ltd)とグローバルマリーン(Global Marine Systems Limited)との合弁会社。