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タイコとルメクシス、FTTSシステムで提携
March 5, 2009, ハリスバーグ--ルメクシス(Lumexis Corp)のFiber To The Screen(FTTS)システムがタイコ(Tyco Electronics)の協力で航空機搭載になる。
この新しいシステムは、2009年2月3日のUS Airways A320初飛行で示されたように、民間航空機産業にとっては大幅な重量削減、これまでにない機能を実現するものとなる。システム導入はタイコと密接に協力して行われた。
「タイコエレクトロニクスは、プロジェクトの当初から積極的にルメクシスに協力してくれた。ロバストで、メンテナンスが容易な光ファイバIFEソリューションを提供するにあたっての当社の課題、厳しい毎日の航空機運航で何年も持ちこたえることは、タイコエレクトロニクスの蓄積された豊富な経験と実績のある光コンポーネントを使用することで極めて容易になった」とルメクシスのCTO、Rich Salter氏はコメントしている。
光バックボーンとインタコネクトスキームは、ルメクシス、タイコエレクトロニクスがIn Flight Canadaと協力して最高の導入効率が得られるように開発した。これにより、売上が出ない時間を最小限に抑制。FTTSシステムは、業界標準のARINC801光インタフェースと柔軟性のあるファイバルーティングアプローチとの組み合わせとなっている。
ルメクシスによると、このFTTSシステムを導入により既存システムと比べて30%の重量を減らすことができる。光バックボーンにすることで、信号分配用のゾーンボックス、銅線および同軸ケーブル、コネクタや個別シートのボックスが不要になるため、と同社は説明している。
150席のエアバスには、8台のスイッチ・サーバ・ユニット(SSUs)を搭載し、各SSUから24のスクリーンにMMFでコンテンツを配信する。SSUsのうち、7台がアクティブで、8台目はプライマリアプリケーションサーバ。この8台目は、バックアップでもあるが、システムの使用過程の記録にも使われる。
(詳細は、www.lumexis.com)