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CIR、40/100G市場予測を発表
February 25, 2009, グレンアレン--CIRの新しい調査レポートによると、40/100GbE製品市場は2010年に立ち上がる。
最新のCIRの予測「40/100GbE市場:2009-2013」では、40/100GbEトランシーバの販売額は2013年に4億8200万ドルに達する。
同社によると、40/100GbEのアーリーアダプタは今日、100Gbps接続を「切望」しているので、経済減速が導入を遅らせることはない。また、現在の経済状況がキャリアのネットワークアップグレードに影響を与えつつあるとは言え、キャリアネットワークの100Gbpsへの拡張は、40/100Gbps改良版を用いてしか実現しない。
CIRの見方によると、40/100GbEの将来を形作る機会に恵まれるのは一握りの企業に限られる。これに含まれるのは、OEMレベルでは、シスコ、ジュニパ、サンマイクロ・システムズ、Force10、ノーテル、トランシーバレベルでは、JDSU、フィニサー、アバゴ、Luxtera、オプネクスト。コンポーネントレベルでは、XILINX、アルテラ、IBM、LSI Corp、Gennum、ビテッセ、ブロードコム。
40G Ethernetの導入は、先ずハイエンドサーバとHPCアプリケーションでスタートする。40GbE環境では、当初、市場の80%が40/100GbE標準のSR4バージョンに占められる。しかし、SR4バージョンは時間とともにCR4バージョンにシェアを奪われる。40G-over-copper(銅線)の方が成長するからだ。しかし、CIRの見方では、2014年にシリアル40GbEが実現すると、CR4もSR4も急速にシェアを失う。
100GbEは、10GbEサーバ接続とアクセスポイントの成長に押されて、熱とワークコアで導入されるようになるとCIRは見ている。100GbEの売上が出始めるのが2012年。LR4の改良版が市場の半分を占め、SR10が市場の20%程度を占めるとCIRは予測している。ただし、銅線技術の改良により、2016年までには100Gbps市場に占めるCR10のシェアが25%程度になると同社は予測している。
40G Ethernet CRおよびSR改良版の最初のソリューションは、既存のInfiniBandを利用したものとなり、これによりベンダは製品市場投入時期を早め、R&Dコストを抑制することができる。ローコストのVCSELアレイの製造能力は、SR市場での成功の決め手になる。新技術に対する最も大きな投資は、100G LRとERの改良版。これらは、エレクトロニクスと光コンポーネントに新しい25G技術を必要としている。レーザ、変調器ドライバ、PINダイオード、TIA、SerDesなどの技術。