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レーザで大腸癌の発見が容易に
February 13, 2009, サニーベイル--MDSアナリティカル・テクノロジーズ(MDS Analytical Technologies)は、シンシナティ大学(Universityof Cincinnati)の研究者が遺伝的変異の発見にMDSのArcturus Laser Capture Microdissection(LCM)装置を使用したと発表した。遺伝的変異は大腸癌の重要な予知や症状の進展の指標となりうる。
研究者たちは、これらの重要な結果が医師たちにとって大腸癌診断ツール改善となることを期待している。こうした遺伝的変異を持つ人を特定することで、医師はこの病気を持つ患者の治療過程をより適切に決定できるようになる。医師が患者に健康や、病気発現に影響しそうなライフスタイルについてアドバイスする際にもデータは役立つことがある。
MDSの社長、Andy Boorn氏は今回の発見に関連して、「顕微解剖過程を通してサンプルを保持することができるので、Arcturusシステムにより実験から当て推量を排除できる。シンシナティ大学の研究者はこの研究のために所望する材料のみを収集することができた」とコメントしている。
(詳細は、www.moleculardevices.com)