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増え続けるアンストラクチャード・データ
February 9, 2009, Ongar--UKのソフトウエア会社、ターミンテクノロジーズ(Tarmin Technologies)は、最近実施したIT意志決定者に対する調査結果を発表した。
実施したのは2008年Q4、UK、イタリア、ドイツ、アイルランドおよびその他のヨーロッパ諸国のストレージ、ITマネージャを対象としており、回答者の78%が大企業と中堅企業に属する。
回答者の66%が2009年の予算を横ばい、減少としている。しかし、同時にストレージ容量需要は増え続けており、73%は少なくとも年率30%で成長していると回答。このうちの17%は、ストレージ容量需要は年に少なくとも50%増加すると答えている。これらの数字だけから判断すると、2009年は既存のストレージリソースを最大限利用し、投資が必要となる容量増を最小化するという戦略が間違いなく必要になる。ITインフラには、アプリケーション、プラットフォーム、技術、個別の環境が含まれるが、容量増の予測がIT予算に影響することは明らかで、回答者の48%は全IT予算の20%以上がストレージに充てられているとしている。
主な調査結果
・59%が、ストレージ容量増の主因はアンストラクチャード・データであると見ている。
・55%が、プライマリーストレージを容量拡大の最大エリアと回答。
・54%は、ストレージのCAPEX、OPEXの即座の抑制を考えている。
・68%が、グリーンIT戦略を仕事として展開。
・94%が、グリーンITがコスト削減に直結する、あるいはコスト削減と環境の両方に貢献する戦略であると考えている。
ターミンのマーケティング/販売担当VP、Eric Herzog氏は、「今日の経済混乱にもかかわらず、ストレージ容量は劇的な成長を続けている」として、同社が開発したセカンダリー・ストレージ環境に最適化された次世代インテリジェントストレージソリューション、GridBankに対する需要が2009年から2010年にかけて大幅に増加すると見ている。
(GridBankは、www.tarmin.com参照)
(注)unstructured data:データベース化されていないデータ(オーディオ、ビデオ、メール、ワープロ文書など)。