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ビテッセ、高性能EDC/アダプティブイコライゼーション技術を発表

February 5, 2009, サンタクララ--ビテッセ(Vitesse Semiconductor Corporation)は、ハイパフォーマンスEDC(Electronic DispersionCompensation)/Adaptive Equalization技術、FlexEQを発表した。
 設計の狙いは、敷設済みのコネクタ、バックプレーン、ケーブルの変更なしに、信号伝送の長延化、高速化、エラーフリーを実現することにある。FlexEQ技術は、1Gb/sから10Gb/s、それ以上のデータレートに対応している。現在、ビテッセのクロスポイント、トランシーバ、CDRデバイスなどが導入されているが、FlexEQは2009年に発表予定の同様の製品の不可欠の要素となる。
 ビテッセの製品マーケティング担当シニアマネージャ、Raymond Fontayne氏によると、ビテッセのFlexEQベースのトランシーバはすでに量産出荷されている。「当社は、ネットワークアクセス帯域拡張を利用してビジネスを拡大できる好位置につけている。これは、キャリア、エンタプライズ、ストレージアプリケーション用次世代通信装置の設計者の要求を絶えず予測することができるからだ。当社の顧客はFlexEQ技術を導入することで、多くのシステムの速度、容量のアップグレードを図り、システムの市場投入を加速し成功を収めることになる」と同氏はコメントしている。
 ビテッセは、FlexEQをローパワー、CMOSベースのシングルCDRに組み込んでおり、同製品は長距離SMFアプリケーションにおける先端的なソリューションとなっている。シングルレシーバパスアプリケーションや300pinモジュールに使用すると、このCDRは品質劣化が激しいOSNR環境でSMFのCD/PMDの両方を補償する。その他、LRM、バックプレーン、twinaxの性能向上にもFlexEQは適用できる。

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