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ディスカバリ、40G/100G光通信向けにクワッドPDアレイ

February 3, 2009, Ewing--ディスカバリセミコンダクターズ(Discovery Semiconductors, Inc)は、40Gb/s、100Gb/s光通信向けに4素子QuadInGaAs フォトダイオードアレイを発表した。
 Quad PDアレイは、共通のInP基板上に4つのPDをモノリシック集積しており、ディスカバリの高信頼、低FITレートInGaAs/InP半導体プロセスを用いて製造している。Quad PDアレイは、10μm、30μm、40μmまたは50μm径のPDで構成されている。PDの個々のRF帯域は、10、15、20または40GHz。上方照射PDは、通信システムに基づいて、1.3μmでも1.5μmでも良好に動作する。各PDの光パワーハンドリングは、+12dBm以上となっており、これは高い光LOパワーを必要とするコヒレントシステムでは不可欠の要件。ターゲットアプリケーションは、100Gb/s ロングホール(LH)Pol-Mux (D)QPSK、40Gb/s LH (D)QPSK、40G/100Gパラレルネットワーキングなど。
 Quad PDアレイの構成は、4-chレシーバもしくは2アレイを使用した4-chバランスト・レシーバ。Quad PDアレイは、GPPOもしくはコプレーナRF出力、SMFピグテールで提供される。TIA付またはなしでも提供可能。ディスカバリの高速レシーバ担当、Jim Rue氏は、Quad PDアレイとQuad バランストレシーバをリリースしたことについて、「これらは、ネットワークのレシーバサイドの機能が極めて複雑で、決定的に重要な意味を持つようになる長距離DWDM 100Gb/sのような次世代光通信システムの不可欠の要素になる」とコメントしている。また、同社のスポークスマン、Amanda Wurm氏は「Quadアレイは、ディスカバリの社長/CEO、Abhay Joshi氏がミリ波ディフェンスプロジェクト用に設計・開発したものだった。個々のPD間の光とRFのアイソレーションを極めて高くすることが開発の要点であり、これができたことでコヒレントシステムのようなアプリケーションにも魅力的なデバイスとなった」とコメントしている。

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