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ブックハム､コンピュータマウス用にグリーンVCSEL
February 2, 2009, サンノゼ--ブックハム(Bookham, Inc)は､新しい｢グリーン｣VCSELを発表した｡
同VCSELは､ブックハムの特許となっている広いオキサイドアパチャデザインが特徴｡消費電力は5mW以下で､従来製品より50%少ない｡このVCSELの狙いはコンピュータマウス市場､その他､製品設計で消費電力が重要視されるコンシューマおよびバッテリ駆動のアプリケーション｡
このシングルモード850nmVCSELは安定偏光が特徴で､従来の消費電力が高い製品の信頼性､ロバストネス､ESD(静電放電)耐性などの特徴も維持している｡製品は標準TOパッケージインタフェースで提供される｡
ブックハムは､これまでに1300万個を超える偏光安定VCSELを出荷してきた｡2008年1月､コンシューマアプリケーションからの高まる量産要求に応えるためにVCSEL製造をスイス､チューリッヒのハイパワーレーザ工場に移管した｡
ブックハムのVCSEL事業ディレクタ､Karlheinz Gulden氏は､同社VCSELのターゲット市場について｢バッテリ駆動の製品の設計者にとって､消費電力は最大の関心事だ｡つまり､携帯電話､モバイルセンシング機器､コンピュータマウスのような光ナビゲーションシステムなどだが､このような市場では､ハイパフォーマンス､偏光安定なVCSELのニーズは高い｣と語り､さらに従来製品との関係について｢レーザ設計の最適化によって､消費電力を50%以上減らすことに成功した｡それでいて､これまで8年以上にわたって出荷してきた当社特許のワイドオキサイドアパチャデザインの利点すべて､信頼性､安定したパフォーマンスを維持した｣と説明している｡
