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富士通と独NSW社、共同でインドネシア国内海底ケーブル商談受注
January 21, 2009, 東京--富士通は、インドネシアの大手通信事業者PT Telekomunikasi Indonesia, Tbkが計画する国内プロジェクト「JaKa2LaDeMaプロジェクト」の商談を、ドイツの大手総合ケーブルメーカー、Norddeutsche Seekabelwerke GmbH(NSW社)と共同で受注した。
JaKa2LaDeMaは、インドネシアのボルネオ、スラウェシ、ジャワ、バリおよびロンボクの各島々を結ぶ大容量の海底ケーブルシステムで、2010年1-3月期の完成を予定している。
インドネシアでは、著しい経済成長にともなって急速なネットワーク需要拡大が見込まれており、ネットワークインフラの整備が急務となっている。 JaKa2LaDeMaプロジェクトにより、インターネット、電子商取引、映像、データおよび音声サービスなど、上記の島から島を流れるさまざまな通信トラフィック環境が整備され、国民生活の利便性が向上されることが期待されている。
JaKa2LaDeMaは、インドネシアのボルネオ、スラウェシ、ジャワ、バリおよびロンボクの各島々を結ぶ大容量の海底ケーブルシステム。2010年1-3 月期の完成を予定している。また、今後の経済成長と供に加速する通信トラフィックの増加にあわせた、増設も可能な設計となっている。
富士通は、海底光波長多重端局装置「FLASHWAVE S650」や海底分岐装置「FLASHWAVE S200」、海底中継装置「FLASHWAVE S100」など主要機器を、NSW社製の海底ケーブルと組み合わせ提供する。一方、NSW社はケーブル製造および海洋敷設工事などを担当する。
JaKa2LaDeMaは、中継器を置かない比較的短距離の無中継システムと、中継器を必要とする有中継システムの複合海底システム。今回の商談について富士通は「グローバル市場における富士通およびNSW社の海底ケーブルシステムの実績や信頼性について高い評価を受けて受注した」としている。