関連イベント
関連雑誌
News Details ニュース詳細
浜松ホトニクス､インテグラル･オプティクス棟建設に着工
January 8, 2009, 浜松--浜松ホトニクスは、中央研究所敷地内にインテグラル・オプティクス棟の建設に着工する｡
同棟はインテグラル･オプティクス関連の技術と設備を集約し、同社内に分散している光学設計技術、光学薄膜技術、MOEMS・光ナノテク技術を融合する技術センター的な役割を目指す。
浜松ホトニクスは、中央研究所を中心に構成した全社横断的なプロジェクトとして、超短パルス・インテグラル高強度レーザ、インテグラル・オプティクス高出力モノリシックレーザ、テラヘルツ波利用の小型分析装置の開発を進めている。これらは、相互に共通する技術として、レンズなどの光学系をMEMS技術などによって超小型の機器に集積するインテグラル・オプティクス技術でくくられている。新棟では、これらの開発グループを集約して、効率的に開発する態勢を整える。
また、新棟では、同社の持つMOEMS・光ナノテク技術を全社の共有技術として融合し、関連する知識や技術の向上を図るとともに、事業部間の共同開発など全社的な利用を意図した、新製品の開発に結びつく技術センター的な役割を目指す。
中央研究所には、研究棟など14棟がある｡社内コミュニケーションを活発にするために、各棟の研究者全員を収容できる食堂も設置される｡
