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アンドラテレコム、2010年までに全戸FTTH化
January 5, 2009, ミラノ--プリズミアン(Prysmian Cables & Systems)の発表によると、アンドラテレコム(Andorra Telecom)はアンドラ公国内の全戸および企業に光配線(FTTH)を行い、世界で初めて国全体にFTTH接続を実現する。
同プロジェクトは、プリズミアンの新しいVertiCasaケーブルシステム利用するもので、2008年にスタートして2010年には35000戸と企業のプレミスが光ファイバで接続され、超高速ブロードバンドサービス提供が可能になる。
VertiCasaケーブルシステムは、高層ビルや集合住宅(MDU)を含む、あらゆるタイプの建物の住民に直接光ファイバ接続を提供できる設計となっている。このプロジェクトでVertiCasaが採用された理由として、敷設が容易であることから導入時間と熟練作業の必要性を抑制できること、結果として総導入コストを下げられるためであることが挙げられている。同システムは、48芯までのファイバを含む縦系を通し、MDUの個別フロアの各戸に直接ファイバを分岐することができるようになっており、ビルの縦系でファイバをスプライスする必要がない。
アンドラテレコムのCEO、Jaume Salvat氏は「プリズミアンとVertiCasaシステムのお陰で、まもなく全戸に直接ファイバを引き込むことができる。これにより、国中に最高の情報インフラを構築することができる」とコメントしている。