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レーザ搭載3Dカメラ
掲載日：2011/6/13
オスラム オプトセミコンダクターズ社の高速レーザダイオードを搭載した、スウェーデンFOTONIC社の3Dカメラ「FOTONIC C70」が発表された。ロボットアームの制御などに必要な立体情報を提供する。液量計測や、サイズや形状による対象物の測定の用途に向く。
オスラムは今回、3Dセンサ技術用に新しいレーザダイオードを設計した。同レーザダイオードは44MHzに調節されている。対象物との距離は0.1～7mで、3～30mmまでの精度で計測する。
FOTONIC C70カメラはCMOSセンサを搭載し、飛行時間測定法の原理を利用して距離を測定する。カメラに搭載されたレーザダイオードが光パルスを送信して、120×160ピクセルのカメラ素子が測定対象物からの反射光を受ける。元の光パルスからの位相シフト量を比較することで、対象物との距離を測定する。測定の精度およびセンサの範囲は、光源の周波数の調節によって向上する。赤外レーザダイオードは連続波動作時でも約0.5Wの高光出力をもつ。約845nmの波長でカメラ素子の感度範囲に対応するが、人間の目にはほとんど見えない。
オスラム（株）
オプトセミコンダクターズ
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