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加工向け直接集光型高出力半導体レーザ
掲載日：2010/7/9
浜松ホトニクスの4kW直接集光型高出力半導体レーザ（DDL）システム「L11585シリーズ」。これは、住友金属工業と共同開発してきたDDL製品化の第一弾。
L11585シリーズは、LDからのビームを集光して直接対象物に照射するタイプのレーザ発振器で、DDLモジュール、レーザ駆動装置、冷却装置、中継ボックスで構成。ロボットが把持するレーザヘッド部にあたるDDLモジュールを浜松ホトニクス現行機種の約3分の1に小型化するなど、使い勝手の良い製品にまとまっている。
抵抗溶接では制約を受け実用化が困難であるとされる、①レーザ溶接が得意とする分野：片側アクセスによる鋼板の重ね溶接と、②テーラードブランク分野：鋼材の有効利用、部品点数／組立工数の削減や歩留まりの向上など、に貢献。また、溶接棒を使った溶接でも、電流制御のみによる正確な制御による高速化が可能。
溶接のみならず、金属材料を合金により接続するブレージングや、剛性を高めるための焼入れなどの表面処理にも最適。また、溶接棒を使った溶接でも、正確なエネルギーコントロールが可能で、より高品質な仕上げ面を高速で安定的に得られる。
浜松ホトニクス（株） レーザー営業部
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