November, 27, 2024, Pittsburgh--Coherent Corp.は、高速リン化インジウム(InP)フォトダイオードの量産リリースを発表した。
200Gb/s PAM4光レーンを備えた次世代の800Gおよび1.6Tトランシーバで使用するように設計されており、レンズを内蔵したシングレットおよび1×4アレイ構成の両方で利用でき、効率的な光結合とすべての主要な4チャネルおよび8チャネルトランスインピーダンスアンプ(TIA)との互換性がある。
900nmから1650nmまでの広い光応答と1310nmでの高い応答性を特長とするこれらのRoHS準拠デバイスは、50GHzを超える3dB帯域幅、50フェムトファラッド(fF)の低静電容量、および低暗電流を備えている。フォトダイオードアレイは、高性能TIAとの互換性のために2つの異なるフリップチップパッド構成で提供され、長波光ファイバ通信システムの厳しい要件を満たすように設計されている。
「これらのフォトダイオードは、データセンタアプリケーションの信頼性と性能における大きな進歩を表している。その高帯域幅と優れた光学特性により、顧客は性能マージンを増やして高速光トランシーバを開発できる」と、CoherentのInP DMLおよびフォトダイオード担当VP、Kou-Wei Wangはコメントしている。
これらの高速フォトダイオードは現在サンプル出荷中で、2025年第1四半期に一般提供を開始する予定。