June, 9, 2025, 東京--古河電気工業株式会社(古河電工)は、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(ノキア)と、グローバル仕様に準拠したPON(Passive Optical Network)製品の日本国内における戦略的販売提携を開始した。
提携の概要
今回の提携により、両社は日本市場に特化したPONソリューションの共同企画・開発を推進するとともに、Nokia製の最新OLT/ONT(Optical Line Terminal/Optical Network Terminal)とオプティカルLAN製品に対するローカルサポート体制の強化に取り組む。さらに、通信キャリア、企業、自治体向けに共同販売および導入支援を行うことで、日本国内における次世代光アクセスネットワークの普及を加速していく。また、環境負荷の低減を重視した持続可能なネットワークの構築にも、両社が連携して取り組む。
古河電工は、光ファイバ製造・販売世界シェアトップクラスの実績と、国内のEPONインテグレーションの実績およびケーブルコンポーネントのノウハウを活かし、ノキアのOLT技術を連携することで、日本における次世代光アクセスネットワークの構築を加速する。
今後の展開
古河電工の平塚事業所内に、ノキアの25G PONおよび将来的に50G PONなどの次世代ファイバソリューションを検証する環境を2025年内に設置し、稼働を開始する予定である。また、ネットワークオペレーションの自動化による省人化や生成AIを活用した事前障害予知など、運用管理の最適化に関する技術ビジョンについても両社が連携し、次世代通信市場における新たなビジネス創出を目指す。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp/release/2025/comm_20250602.html)