IEC 62153-4-4:2015 が発行された。
規格の表題は「金属通信ケーブルの試験方法-第4-4 部:電磁両立性(EMC)- 3 GHz 以下及び3 GHz 超の遮へい減衰を測定するための試験法、3軸測定方法」である。
IEC 62153-4-4 : 2015(E) には、金属遮蔽通信ケーブルの遮蔽減衰を決定する試験方法が記載されている。同軸外装チューブのため測定は円周および外側の電磁界の不規則性とは無関係である。広い動的周波数範囲は、通常の測定に使う低い周波数から約4GHz で外部回路内の定義された横波の限度まで、スーパー遮蔽ケーブルであっても試験に適用できる。この第2版は技術的改訂で構成され、2006年発行の第1版を廃止して差し替わる。この版は、前の版に対して以下に示す重要な技術的変更を含む。
– 測定デバイスの特性インピーダンスが試験機の特性インピーダンスと違っていた場合でも、今後インピーダンス整合アダプタは必要ない。
– 不整合による反射損失は(計算された)補正係数によって考慮される。
詳細はIECのウェブへ。(2015/05/04)