Saelig Company 社は、26 GHz までのRF 信号発生器の新製品APSIN26G を発表した。APSIN26G は電池電源で、非常に安定性が高く、高速スイッチを有し、低雑音という特徴がある。このマイクロ波信号発生器にはMHz 周波数分解能があり、高電力で、周波数範囲100 kHz ~ 26 GHz をカバーする。また最小のドリフト、高速アナログ・スイープ、柔軟なトリガ能力、低いスプリアスレベル、高速パルス変調、低歪なども提供する。
同社によると「APSIN26G は、AM、DC 結合したFM、PM、PSK、周波数チャープ、規格に基づくパルス変調を備え、全ての変調を組み合わせることができる。このため最先端の通信と測位システムに使う複雑な変調信号の生成を可能にする」という。
同製品は、コンパクトで軽量、低価格なので、他のハイエンドマイクロ波信号発生器の代替機として信頼でき、周波数スイッチング時間は業界最高レベルの400 μ s である。航空宇宙や防衛産業だけでなく、生産試験やサービス、メンテナンスでの使用、信号シミュレーション用途に適している。
詳細はSaelig Company 社のウェブへ。(2015/02/12)