EMC シンポジウムで、Teseq 社(AMETECK CTS ブランド)は、自動車のイミュニティ試験用8- チャネルの任意波形発生器を発表した。モデルARB 5500 は周波数範囲が最大500kHz、電圧範囲は- 10V ~ 10V の仕様である。
同社によると「ARB 5500 は全てのバッテリ・シミュレーション試験、電源磁界などの先進機能、連続波( リップル) シミュレーションに必要な制御を提供する。記述が難しい波形や、シミュレーションが必要となる実際の事象に対応している。すべての重要な波形は、内蔵波形発生器または外部アプリケーションからユーザー指定のメモリ・マップまたは事前登録の波形であるCloneTM を搭載することによって発生させることができる。ARB5500 は、ユーザー定義の波形を64,000 のセグメントおよび1 GB のClone 記憶で提供する。8つのチャネルは全て、個別のトリガ出力、プログラム可能な電流制限、ドラッグ&ドロップ・プログラミングを提供し、10MS/s で16 ビット出力の再生をサポートする。同社によれば、Teseq 社のAutoStar 7 ソフトウェアとペアで使えば、チャネルは先進のパラメータ減衰機能と同期させることもできるという。
詳細はTeseq 社のウェブへ。(2015/03/16)