Delcross Technologies 社は、RF システム用およびレーダーシステム用の電磁妨害ツールキット(EMIT :E l e c t r o m a g n e t i cI nter ference Toolkit)新バージョン4.0 ソフトウェアを発表した。EMIT は、2局またはそれ以上の無線の間で起こる可能性のある隣接妨害(cositeinterference) を検出する。
Delcross 社によれば「EMIT は、設置されたRF システムの性能データへの対処、イントラシステムRF EMI 影響のシミュレーションをおこない、EMI 問題を軽減して結果としてホストプラットフォームの総合データベース/モデルの製品寿命を維持できるようにする」という。EMIT バージョン4.0は以前のバージョンより100倍以上高速で、EMI 信号源までたどることができる。「新しい相互ダイアグラムは影響するRF システム経由で貢献するRF 信号経路を追跡し、システム内のどのポイントでも信号スペクトルマスクを表示できる。新しいシナリオの詳細パネルは、操作結果を直感的なツリー構造で表した図で提供する。また結果見解パネルは動的にリンクし、個別的なパネル変更を適用した場合はいつも直ちに更新される。また、利用者が部品を『ドラッグ&ドロップ』できる新しい構成ダイアグラムもある。航空宇宙と防御産業での使用、商用ハンドセット、ワイヤレス・ターミナル、無人航空機(UAV) や無人航空システム(UAS) などの用途に最適である。
詳細はDelcross Technologies 社のウェブへ。(2015/04/15)