EM Test 社は4象限、両極性電圧低下シミュレータのVDS 200Q シリーズを発表した。このアンプは正と負の両極性でプログラムされた電圧を使用し、電流発生源と電流流れ込みが可能。同社によれば「一時的な下落(dip) と低下(drop)、短期間中断、電圧変動を発生させて車のワイヤーハーネスに起こる広い範囲の事象をシミュレートする」という。また、10 m Ω未満のインピーダンスで150kHz という高い帯域幅を持っている。クイックスタート機能があり、低い電圧の低下、突入電流と速い回復をサポートする。VDS 200Qシリーズは、-15 V ~ +60 V で動作可能。高電力と複数の電池シミュレーション波形を提供する機能によって、航空機用電子機器、自動車、軍用、産業などの試験環境に適している。同アンプはアウディ、BMW、ISO、メルセデス‐ ベンツ、SAE、VW など多くのメーカーの自動車試験に使われる。
詳細は下記のウェブへ。(2015/05/06)
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