Advanced Programs (API) 社は、マルチレベルセキュリティープラットホーム(MLSP: Multi-Level Security Platform の新製品を発表した。
MLSP によりユーザーは1つのデスクトップ・プラットフォームだけで最高4種類の別々のセキュリティ・ドメインにアクセスでき、各ドメインは個別のCPU で構成されている。ユーザーに複数レベルの安全対策を提供するので効率的で、使い勝手がよく、信頼性が高くて、独自性がある。同社によると、エアギャップ要求事項も排除し、ドメイン間の通信も確実にゼロにするという。4つの独立したシステムの各々には、最新のインテルプロセッサが組み込まれている。ボタンを押すだけで、使用者は直ちに全く別の領域にアクセスすることができる。標準的なマルチPC 環境でのエネルギー消費を最大60% 減らしたので、MLSP は必要な安全マルチドメイン環境を犠牲にすることなく、必要なエネルギーとコスト削減を提供可能とのこと。「1台のデスクトップPC で複数のドメインにアクセスする現在の解決策は、デスクトップ下または上に複数のワークステーションを置くことである。API のMLSP 構成は、1台のデスクトップで最大4領域にアクセスできるため、設置面積は単一筐体で済み、必要な電力も削減できる。ドメイン構成は2つ、3つ、4つが可能で、エンドユーザーの活用範囲が広がる。MLSP は、現在使用中の構成と比較して、より効率的でコスト削減できる解決策である」と、API 副社長のRobertBowman 氏は補足した。
詳細はAPI 社のウェブへ。(2015/08/26)