カーネギー・メロン大学とDisney Research は、ユーザーが触れている物が何であるかスマートウォッチが認識できる新技術を開発した。「EM-Sense と呼ばれるこの技術は、人体が通常持つ電気伝導度を利用して、人が電気・電子機器に触れているかどうか検知し、機器が放射する特徴的な電磁ノイズに基づいて自動的に対象物を特定する。また対象物が発する周囲の電磁ノイズを元に多くの対象を識別できるので、この技術を使う場合、対象物に新たな変更は不要で、RFID タグを付ける必要もない」という。カーネギー・メロン大学Human-Computer Interaction 研究所(HCII) の博士過程の学生Gierad Laput 氏によると、スマートウォッチは皮膚に接触しており、信号を解読しアプリを実行させる高性能なコンピュータも組み込まれているので、完全なプラットフォームを提供するという。
詳細はDisney Research のウェブへ。(動画あり) (2015/11/11)