EOS/ESD 協会(Electrostatic Discharge Association) は、ESD 研究協議会(ERC: ESD Research Council) が2015年に出す研究助成金の対象者を発表した。該当する研究チームのメンバーは、フィンランド・タンペレ工科大学(TUT) のPasi Tamminen 氏、Electrostatic Solutions 社のJeremySmallwood 博士、インテルのWolfgang Stadler 博士、タンペレ工科大学Leena Ukkonen 教授である。チームは「静電気保護エリア(EPAS: Electrostatic Discharge Protected Areas) -(AR5) におけるCDM 型放電の実用的な電流と帯電の測定」という研究で同協会から助成金を獲得した。この補助金は毎年、ESD 分野の調査研究を実施する教授と研究者に与えられる。対象となる研究はESD の知見を深めるもので、デバイスや設計、材料、試験方法や工場管理方法などの分野がある。
詳細はESDA のウェブへ。(2015/11/11)