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無線妨害のため竜巻警報の間、サイレンが機能せず

2015年6月28日、米国ミズーリ州ハンニバルに竜巻警報が出ている間、屋外の警告システムが無線妨害のために適切に機能しないという出来事があった。マリオン郡の緊急時責任者であるMikeHall氏は、無線妨害波はハンニバル警察(HPD:HannibalPoliceDepartment)のトラフィックから来たことを確信している。HannibalCourierPostによると「町の16個のサイレンシステムは1回の無線通信によって起動する。嵐から1日後、Hall氏は当日午後の緊急電話の音声録音を確認し、サイレン起動信号の送信と同時にハンニバル警察の別チャンネルからの無線交信があったことを発見した。「(サイレン起動)トーンが消えるのに3秒未満しかかからないので、緊急ダイヤルは「全ユニットがトラフィックを保留」というシンプルな放送をおこなうだけである。待機を依頼すると、HPDは非常に協力的である」とHall氏は指摘した。6月の嵐以降、他には何の問題もなく、町は多くの試験を実施した。システムは現在正常に機能しているが、Hall氏は将来的な妨害を防ぐために詳細な調査をおこなう予定である。詳細はHannibalCourierPostのウェブへ。(2015/07/16)