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ISO 11452-1 Ed.5.0:2025 発行

 表題「路上走行車-狭帯域放射電磁エネルギーによる電気的妨害のコンポーネント試験方法-第1部:一般原則及び用語」が2025年6月13日に発行された。
 この規格は、車両の推進システム(火花点火エンジン、ディーゼルエンジン、電気モータなど)に関係なく、乗用車および商用車の電子部品の狭帯域放射電磁エネルギーによる電気的妨害に対するイミュニティを決定するための ISO 11452シリーズの他の部分で使用されるコンポーネント試験の一般条件を指定し、用語を定義し、実用的なガイドラインを示し、基本原則を確立する。
 考慮される電磁妨害は、連続した狭帯域電磁界に限定される。ISO 11452シリーズのコンポーネントのイミュニティ試験では、広い周波数レンジ(D.C.および15 Hz~18 GHz)を可能にする。
 この第5版は、技術的に改訂された第4版(ISO 11452-1:2015)を廃止し、置き換えるものである。
 主な変更点は以下のとおりである。

− 表1の周波数範囲の更新。
− 変調方式(種類および周波数範囲)の更新。
− 附属書Bの技術的改訂。
− 広帯域試験信号生成に関する附属書Eの追加。
− リモート/ローカル接地に関する附属書Fの追加。
− 試験機器の不確かさの評価に関する附属書Gの追加。

 詳しくはISOのWebへ。(2025/06/13)
https://www.iso.org/standard/83225.html