FCCが大規模な規制緩和策を発表

　FCC（連邦通信委員会）のBrendan Carr委員⻑は、同委員会が新たに⼤規模な規制緩和策を開始すると発表した。具体的には「In re:Delete, Delete, Delete」と題する新たな議事録を作成し、FCC が不要な規制負担を軽減するために廃⽌すべきあらゆる規則、規制、またはガイダンス⽂書について意見を募集する。
　この措置は、トランプ⼤統領のリーダーシップと、規制緩和を通じて繁栄をもたらすというトランプ政権の決定に基づくものである。特に、この新たな手続きはトランプ⼤統領の⼤統領令14192号「規制緩和による繁栄の解放」および14219号「合法的な統治の確保と⼤統領の『政府効率化省』規制緩和イニシアチブの実施」を含む特定の⼤統領令に盛り込まれた政策をFCCが実施する上で役立つものとなる。
　「トランプ⼤統領のリーダーシップの下、政権はワシントンからの規制攻勢に終⽌符を打ち、新たな経済機会の波を解き放つ」とCarr委員⻑は述べた。「⾏政機関は⻑きにわたり、権限を超えた新たな規制要件を追加し、法的規制の有効期限が切れた後も⻑らく維持してきた。これは逆⾵となり、我が国のイノベーター、起業家、中小企業の成⻑を阻害するだけである。FCCは、もはや不要となったすべての規則と規制の廃⽌に尽力する。そして、このプロセス全体を通して、皆様の参加と意見を歓迎する」。
　「アメリカ国民は、効率的に優れた成果を上げる政府を期待し、またそうあるべきである。FCCはまさにその実現に尽力する」と、
Carr委員⻑は付け加えた。
　詳細はFCCのウェブへ。(2025/03/12)
https://www.fcc.gov/document/fcc-chairman-carr-launches-massive-deregulation-initiative