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FCC、「C-V2X」自動車安全スペクトラム規則を採用

 FCCは、5.9 GHz帯域のセルラー車両間通信技術へのインテリジェント交通システムの規制移行を最終決定した。
 FCCは、セルラー車両間通信(C-V2X)技術の最終規則を採用し、この規則により高度な通信技術が車両やインフラに統合されるので、交通の安全性が向上し、効率的なモビリティが可能になる。C-V2X技術は、車両、道路側インフラ、自転車、歩行者、道路作業員などの道路利用者間の直接通信を提供し、特に見通せない場所の認識、変化する運転状況の通知、自動運転などを促進する。
 車載ユニットと路側ユニットは、インテリジェント交通システム(ITS)専用の5.9 GHz帯域でC-V2X技術を運用することが許可される。これは5.9 GHz帯のITS 専用30 MHz帯域の効率的な使用を促進し、利用者に大きな安全上のメリットとなる。また委員会の規則に、電力とエミッション限度値、メッセージの優先順位付けなど、C-V2Xの技術パラメータを成文化している。この規則により自動車業界は3つの10 MHz チャネルを別々または組み合わせて20 MHzチャネルとして、あるいは単一の30 MHzチャネルとして使用できるようになる。
 詳しくはFCCのWebへ。(2024年11月21日)
https://www.fcc.gov/document/fcc-adopts-c-v2x-auto-safety-spectrum-rules