I-PEX社は、シリコンフォトニクスIC「光I/Oコア」を使用したマイクロプロセッサ内蔵のLIGHTPASS(TM)-EOB100Gについてサンプル出荷を開始した。
LIGHTPASS(TM)-EOB100G は高さ2.3 mmの超薄型アクティブ光モジュールで、データセンター機器の内部高速信号を電気光学変換するためのシリコンフォトニクスICと統合されている。マルチモードファイバーケーブルを介して最大300メートルの100Gbps(25Gbps x 4ch)の高速伝送を実現する。サンプルとして、アクティブ光モジュールと合わせて評価ボードも入手可能。
I-PEX社は、LIGHTPASS(TM)-EOM 100Gとともに、LIGHTPASS(TM)-EOB100Gを製品ラインナップに追加して、増加するデータトラフィックに対応する光相互接続市場にサンプルを提供している。
詳細はI-PEX社の日本法人※のウェブへ。(2021/12/21)
https://www.i-pex.com/ja-jp/library/article/ultra-small-active-opticalmodule-lightpass-series
※ AIO Coreと「Optical I/O Core」についてアイオーコア株式会社(AIO Core Co., Ltd)は、経済産業省(METI)の認可を受けた初の法人化型分割会社である。技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)から技術の一部とともに知的財産権を継承し、組織から新たに分離された。この開発は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、PETRAが行ったものである。アイオーコアが大量生産する光I/Oコアは、シリコン基板上に光素子を形成する「シリコンフォトニクス技術」で製造した5mm角の光トランシーバチップを搭載しているのが特徴である。転送速度は25Gbps/chで、In/Out 4chで合計100 Gbpsの転送速度の双方向伝送が可能である。
【※訳者注】 I-PEX株式会社は2020年8月、第一精工株式会社に社名変更しました。