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Sentinel 3付きのLabVIEWを使うことで試験・測定市場へもたらされる利益

 WPPM Test社は、EMP/EMC適合性試験および測定に使う世界トップレベルの「Sentinel 3」システム用として、National Instruments社に認定されたLabVIEWドライバを発表した。
 LabVIEW(Laboratory Instrument Engineering Workbench)は、ハードウェア構成からグラフィカルプログラミングによるデバッグまで、ユーザーがアプリケーションを視覚化するのに役立つシステムである。National Instruments認定を受けているため、ドライバは標準のLabVIEWアーキテクチャを使用し、複数のソースからの計測器ドライバに一貫した方法を提供することでエンドユーザーに「使いやすさ」を提供する。これはドライバの一貫性と品質を向上させる。
 新しいSentinel 3ドライバは、LabVIEW環境内でSentinel 3を制御するアプリケーションをすばやく作成するビルディングブロックをユーザーに提供する。手動処理が不要となることで、時間を節約してデータの精度を向上させ、再現性と一貫性のある試験ができる。
 さらにLabVIEWでは、自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)と温度補償の選択や、PCとクロックの同期が可能。ドライバは、P1 dBユニットやP1 dBポイント表示のスケーリングなど、Sentinel 3ディスプレイパネルの情報を調整することもできる。ディスプレイパネルに表示されるデータは次のとおり:TxとRxの利得、安定性、ステータス、電源モード、バッテリー寿命、バッテリー残量、シリアル番号、ファームウェアの更新、モデル・IP構成。
 PPM Test社のカスタマーサポ-トエンジニアSean Walker氏は、次のようにコメントしている。「Sentinel 3がLabVIEWに統合されたことで、ユーザーはシステム構成データを使用してキャリブレーションテーブルを直接参照できる。そのため、真の統一利得に大きく近づき、追加でデータ処理をする必要がなくなるので、非常にタイムリーに試験結果を入手できる。
 Sentinel 3 Intelligent Linksの説明は次のウェブへ(2021/8/12)。
●製品ページ:
https://ppmtest.com/products/fibre-optic-links/sentinel-3-intelligent-links/
● Sentinel 3用のLabVIEWドライバダウンロード:
http://sine.ni.com/apps/utf8/niid_web_display.model_page?p_model_id=35083